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北海道に修学旅行に来て四日目。俺の視界には常に彩がいて、俺は取り巻きの男子生徒に睨みを効かせ、無言の圧力を掛ける。
そんな俺の気持ちを知っている癖に、彩は平気な顔で男子と話をし、戯れていた。
あれは、わざとか?
俺が涼子とキスをした仕返しなのか?
俺は彩に試されているのかな。とても平常心ではいられないよ。
彩の担任でない俺は、叔父という立場をフル活用し、彩を呼びつける。
「星野、ちょっと」
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