第2話

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バターとフォアグラを混ぜた匂い。 嗅覚を仕事道具にしている彼女は、はじめての、強烈な匂いに戸惑っているようだ。 目隠しをいきなり取るような気がし、手を上で縛る。 まだ落ちつかないよう。 ピンクの舌が、彼女を這い回る。 意味不明に腰をズラしていた彼女、すぼめた唇で引っ張られ、高い短い嬌声を上げる。 ぼくは後ろから彼女を抱き止めると、ボブに向け、掴んだ脚を、全開に開いた。 come on,Bob! イヤァー、彼女は全てを理解し、身をよじる。 グッとボブはそれを押し当てると、メリメリそれが、彼女に埋まる。 ヒィー、犬のような悲鳴。 埋め込まれ、ズッポリと音を立てて抜かれると、すでに潮が噴出。 ゆっくりと、しかし確実にボブのピストンが速度を増す。 腕の中でヨガリ震える彼女の内から、もうすぐ波が起きる。 励ますようにぼくも、もう一人のぼくで、後ろから彼女の頬を叩いた。 それに彼女はむしゃぶりつく。
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