神殿

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近づくにつれ、イニーツィオの神殿の大きさに驚かされた。 父が経営しているパークも大きいが、この神殿はパークを中にいれられるくらい大きい。 「こんなに大きな神殿を持つ女神がお母様だなんて、信じられません……」 (イニーツィオ様は神々の中の最高神なんですから、これだけ大きな神殿を持つことは当たり前です。) ホワイトがフィーネとフィナーレに教えてあげた。 「イニーツィオはそんなに凄い女神だったのか……」 フィナーレも、これには驚きの声を出した。 ((まもなく目的地に着く。 母親とはいえ、イニーツィオ様は女神。 礼を正していただきたい。)) ビアンカとネロの息の合った言葉の後、一行の前にこれまた大きな神殿の入り口が現れた。 ((ここから先は、自らの足で入っていただく。 イニーツィオ様は、まっすぐ進んだ奥の部屋にいる。 2人だけで会いに行く事とのこと。)) ビアンカとネロの言葉を聞いて、フィーネとフィナーレはそれぞれホワイトとブラックから降りた。 「ビアンカ、ネロ、ここまでの道案内ありがとな。」 「また後で会いましょう♪」 フィーネとフィナーレはそれぞれ言葉をかけると、イニーツィオの神殿へと入って行った。
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