5人が本棚に入れています
本棚に追加
/85ページ
近づくにつれ、イニーツィオの神殿の大きさに驚かされた。
父が経営しているパークも大きいが、この神殿はパークを中にいれられるくらい大きい。
「こんなに大きな神殿を持つ女神がお母様だなんて、信じられません……」
(イニーツィオ様は神々の中の最高神なんですから、これだけ大きな神殿を持つことは当たり前です。)
ホワイトがフィーネとフィナーレに教えてあげた。
「イニーツィオはそんなに凄い女神だったのか……」
フィナーレも、これには驚きの声を出した。
((まもなく目的地に着く。
母親とはいえ、イニーツィオ様は女神。
礼を正していただきたい。))
ビアンカとネロの息の合った言葉の後、一行の前にこれまた大きな神殿の入り口が現れた。
((ここから先は、自らの足で入っていただく。
イニーツィオ様は、まっすぐ進んだ奥の部屋にいる。
2人だけで会いに行く事とのこと。))
ビアンカとネロの言葉を聞いて、フィーネとフィナーレはそれぞれホワイトとブラックから降りた。
「ビアンカ、ネロ、ここまでの道案内ありがとな。」
「また後で会いましょう♪」
フィーネとフィナーレはそれぞれ言葉をかけると、イニーツィオの神殿へと入って行った。
最初のコメントを投稿しよう!