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「てめぇこそなんだよ。俺の女を奪うのかよ。」
「お前の女なわけないだろ。泣いてんだろ。」
話の核心を突かれたナンパ男は、オロオロし目を泳がせていたが目配せをしているようにも見えた。
不信に思っていると ナンパ男の仲間が殴りかかってきた。
とっさに避けたが 再び二発目が襲う。
「卑怯だぞ!!」
「男なら男らしく正々堂々とやれ!!」
俺は ナンパ男を掴み柔道の技を決めた。
死なないように衝撃は最小限度にとどめたつもりだが、すでに伸びている。
弱いな…。
俺はナンパ男二号に向き直りどうしようかと考えていると、
「すみませんでしたー!」
ナンパ男を抱えて走っていった。
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