第1話 突然の告白
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私に背を向けて、屋上の扉に歩きだすそいつの頭に手元にあったカイロを投げた。 「いてーよ。」 「私は、あんたの顔何て好みじゃないし!そうだったらその場で返事してたわ!」 私の剣幕に立ち止まる。 「告白を断る台詞を考える時間が欲しかったの!でも、必要なくなったみたいね」 言い終わるとそいつの脇を通り抜け屋上の扉を勢いよく閉めた。
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