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私はそのときから復讐を誓った。いつか絶対に殺してやると誓った。
峰岸はたくさんの人間から嫌われていた。私のように復讐したいと思っている人間はたくさんいた。
学校の裏SNSには峰岸への憎悪がたくさん書き込まれていた。
峰岸は全員の敵だ。
けれど峰岸は頭の回転が良くて、それで逆に報復を受けた人間もいるらしい。
だから私も復讐に踏み切れなかった。いつか殺してやると思っていたのに。
そのいつかがいつまで経っても訪れなかった。
けれど私は諦めなかった。
そして機会が巡ってきた。このゲームだ。
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