美由という女

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「慎吾くんと仲いいの?」 そう声をかけてきた。 高校二年の夏、青春盛りの暑い日だった。 シャツが汗でべとつくような、本当に暑い午後。 彼女は真っ赤なミニスカートを履いていて、僕は制服だった。
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