不協和音
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「いつ茜さんのこと好きになったの?」 僕が言うと、美由の顔が一瞬驚いたように固まった。僕は慌てて、 「あ、ごめん。聞かれるの嫌って言ってたのに」 と謝ると、美由は怒るどころか嬉しそうに話し出した。 ベッドの上で僕の肩に寄り掛かり、爪を乾かしながら。 話したかったのかと思うほど、どんどん話した。
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