茜さんの狂気 #2

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「何で…慎吾と付き合ってるんですか?」 茜さんの表情が変わったのがわかった。 鋭くなった瞳に、僕はどきっとする。 彼女は僕のところまで戻るとこう言った。 「じゃあ何で、美由があなたと付き合ってるのか、知ってるの?」 「…え?」 茜さんはいつもと違う調子で笑った。
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