さよなら

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悩んでる彼に何もしてあげられない事が辛かった。 うまく話を聞いてあげられる程あたしも大人でなくて、 素直に弱音を吐ける程彼もあたしを信頼していなかった。 せめて彼の好きなごはんを作って待とう、 疲れて帰ってくるのは居心地良い場所であるようにしよう。 後はひたすら過ぎてくのを待とう… そう思ってた。 構ってほしくても我慢。 話したいことがあっても我慢… あたしが話したら弱音も吐けなくなるかもしれないし。 我慢。我慢。我慢!! セックスレスも… きっとそれどころじゃないからだよ。 大丈夫。 彼のことを誰よりわかってるのはあたしだし。 受け入れて支えてあげなきゃ! この人を守らなきゃ! …今思うと何もわかってなかったんだよね。
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