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何事もなく職員室についた
宥武は二回ノックをして職員室のドアを開けた
宥武「失礼します。教室のカギを返しに来ました。」
中は時間の所為か教師は2、3人しかいない。そのうちの一人の教師が宥武の対応する。
教師「わかった。ついでに水瀬一つ頼まれてくれ」
宥武「はい。わかりました。なんですか?」
教師「生物部がまだ学校に残ってるから、活動を終えて生物室のカギを返しに来るようにいってくれ」
そういって、教師は自分のデスクのパソコンに睨めっこを始めた。
宥武は先生に向かって一礼して職員室を出た。
宥武「・・・・はぁ」
霊「う~ら~め~し~や~」
宥武「こわくねぇぞ」
怖がらせようと声を低くしても女の子っぽさが残る声による霊のいたずらは失敗に終わった
霊「嘘でもいいから少しは驚いてくださいよぉ。」
宥武「うわぁ、こわくないのにこわいー」
霊「なんですか、そのあくまで怖くないアピール!なんか、腹立ちますぅ!腹切りです!」
宥武「なんで俺が腹切りしなくちゃいけないんだよ!」
霊「私みたいに驚かしても反応してくれなかった時の悲しみをあじわうのですぅ」
宥武「俺に死ねっていってるのかよ。てか、お前幽霊なのかよ」
霊「!?。違いますよ!私は、私は・・・・」
宥武「ん?どうした?」
霊「宥武なんかしりません!」
そういって、霊は血相を変えてとてつもない速さで逃げて行った。
宥武「(いそがしいな、霊は)」
この会話をしてる間に生物室に近づいていた。
が
近づくにつれまがまがしい気配が大きくなっていった
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