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「だってさあ、たかがキスよ。」
「誰もいない教室でしょ、シチュエーション、エロすぎ。」
「また、エロいってっ。」
「本当の事言ってるだけよ。」
北村先生との出来事を、軽く説明すると、またエロい攻撃が始まった。さすがに、エロい?夢の事や、彼に感じた感情は伏せてある。何となく誤魔化せたと思っていたら、
「じゃ、朝からのエロ顔は、欲求不満てことね!良かったじゃない。相手、見つかって。」
スルメをくわえたまま、とびきりの流し目で言ってきた。
「ま、そろそろよいんじゃない?女独り身は気楽かもしれないけどさ。蒼くん、だって、我慢してるよ。」
わかってるよ、スルメをかみかみしながらぶうたれてみる。
「わかってない。結局、かえでが頑張ってるの見て、蒼くん、どんどんお利口さんになってくでしょ。かえでのナイトになりたくて、相当、無理してるじょ♪」
「じょっ?」へんなボケで、空気を重くしない咲に感謝しながらも、北村先生との事を、思い浮かべた。
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