第1章

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翌朝。 蒼李は会話もままならないまま、新学期の朝を迎え、いつものように慌ただしくランドセルを掴み、学校に行ってしまった。 私も出勤し、新しい学級がスタートした。 咲先生はニヤニヤしてたけれど、北村先生は、何にもなかったように仕事の会話以外してこなかった。 モヤモヤしちゃってる、私。 年甲斐もなく、ボブの髪をキレイに巻いて、美顔ローラーでせっせとコロコロして、頑張ってるのに。
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