第1章

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「欲求不満?誰か紹介しようか、冴木先生。」 「だから、職員室です。」 「じゃ、今夜。冴木せんせんち、集合ね。」 日本酒呑みたいなー、肉じゃか食べたい、とか、勝手な事を咲が言ってるのを聞いて、呆れて冷静になれたのを感じて仕事に取り掛かる。 「皆さん、おはようございます。日直の冴木先生と北村先生、朝会お願いします。」 教頭先生の言葉に少し違和感を感じながらも、司会のため、立ち上がった。 あれ、誰だっけ・・・。 「お願いします。」 色素の薄い瞳が私を見つめ、近づいてくる。背、高い。髪の毛キレイ。
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