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詩音「さて………早速だが、俺の傍で控えていてくれ。そして、これから俺の中にある知識をもとにダンジョンを整えていくからその都度、何か気になることがあったら言ってくれないか？」
ｴｸﾘｱ「はっ、畏まりました」
……能力の確認も含め、試しにエクリアのステータスを見た俺は、これが現実なのだと納得する。
そして、このダンジョンの情報を詳細に得るため、知識の中にあったダンジョンコアというものがある場所を探す。
すると、ダンジョンコアのある場所は直ぐに見つかり、玉座のあった部屋の直ぐ後ろの扉を開けた先の部屋―――その中心に浮かんでいた。
詩音「……エクリア。これがダンジョンコアで間違いないか？」
詩音はその部屋の中心に浮かぶ黒色に輝く水晶のようなもの―――ダンジョンコアを眺め、傍らに控えるエクリアにそう尋ねる。
ｴｸﾘｱ「はい、此方がこのダンジョンの源、ダンジョンコアでございます」
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