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【 同日 19:05 】
「あっ! 橘ちゃん。 さっきの言ってた子を何人かに絞ったんだけど、ちょっと見てもらえる?」
また、とつぜんこえをかけてきた。
いま、しょくじちゅうなんだから
ちょっとはタイミングをかんがえてくれてもいいのに。
そんなことをいいつつも、私はかたぎりさんのもとへかけていった。
かたぎりさんは、私になんまいかのかみをわたしてくれた。
「どう? この中にいる?」
かたぎりさんがくれたかみには、しんせつにしゃしんまでついていた。
いったいどこからこのしゃしんをてにいれたんだろう?
ちょっときになったけど、
じゅんばんにしゃしんをみてかくにんしていった。
みたことがないかおがつぎつぎでてきた。
「このひとじゃない。 こっちのひとでもない」
ぜんぜんしらないひとばかりだったけど、
8まいめだった。
そこにうつっていたのは、
まちがいなく、
きょうみたおとこのこだった。
「このひと!!」
と、おもわずさけんじゃった。
そしてすぐに、
そこにかいてあったないようをよみはじめた。
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