0人が本棚に入れています
本棚に追加
「…あ、唯ー?」
相手は、私の友人の朱里(あかり)だった。
「朱里ー!?久しぶり!」
「久しぶりだねー!3年ぶりぐらい?笑」
「そうだねー、どうしたの?」
「実はさ、お願いがあって連絡したの。あのさ…
“一般バンドの指揮者”
になってくれない?」
「…へ?」
「だーかーらー、私たちの一般バンドの指揮者になってほしいの!」
私は時が止まったように固まった。
.
最初のコメントを投稿しよう!