交響曲第1番

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「…あ、唯ー?」 相手は、私の友人の朱里(あかり)だった。 「朱里ー!?久しぶり!」 「久しぶりだねー!3年ぶりぐらい?笑」 「そうだねー、どうしたの?」 「実はさ、お願いがあって連絡したの。あのさ… “一般バンドの指揮者” になってくれない?」 「…へ?」 「だーかーらー、私たちの一般バンドの指揮者になってほしいの!」 私は時が止まったように固まった。 .
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