こんな僕に天使が二人舞い降りてきた。

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「うぅー、頭痛てぇ…。」 その日僕は、昨日の飲み会の酒のせいで布団で二日酔いによる頭痛と戦っていた。 オマケにどっかにぶつけたらしく、後頭部にコブ迄出来ている。 そんな痛みの相乗効果と戦いながら半ば夢現で何かを掴んだ。 「ぷにっ」 …何だ、この柔らかいの?… 痛みでうまく働かない頭で考えつつも、寝返りを打つと、また柔らかい物にぶつかった。 「ぷにっ」 …アレ?僕、抱き枕なんて持ってたっけかな?… また、痛みでうまく働かない頭で考える。 そして、薄く開けた目に映った物。 それは肌色の人肌だった。
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