315人が本棚に入れています
本棚に追加
/98ページ
零璽「ならばこれでどうだ!神風○術!」
足をその場で高速で動かし地面との摩擦熱で上昇気流を生み出す技だ、とある忍者漫画(超古い)で出てきたアレを使える日が来るとはな・・・そして靴が一気に磨り減ったっていうね
巻き起こされた上昇気流で炎の針は霧散し再び間合いを取った状態でにらみ合う
フラ「どうした?なぜかかってこない?」
零璽「それもそうですね、それじゃそろそろ攻めに入らせてもらいましょうか」
狙うのはココだ!思いっきり殴るように見せかけてカウンターを誘い俺の顔面ないしどてっぱらにでもキツイ一撃を貰って気絶した振りをする!そうすれば実力は隠せるし帝にもならなくてすむしギルドにも入れる、1石3鳥だ
零璽「いきますよ・・・・フツ!」
フラ「!?」
一瞬で肉薄し右の拳をそのままフライアさんの顔をめがけて振りかざす、万が一当てちゃわないように寸止めするつもりだ!
さぁ!そのままカウンターを俺に食らわせろ!そして俺は悠々自適な転生ライフを満喫するんだ!
フラ「まいった!降参だ!」
零璽「ナンデ!?オブアァ!?」
いきなりの降参宣言にけっ躓き豪快に壁にめり込みました
は、鼻が陥没した・・・・
フラ「さっきの一瞬、虚を突かれたとはいえ私が反応できなかった、それにあの一撃食らったらひとたまりも無さそうだったんでな」
零璽「そ、そうですか・・・」
チクショォォォォォ!なんでだよ!こういうとき大体カウンター狙ってくるとか回避して雰囲気変わって再びバトルスタートとかの流れじゃないのかよ!なんでこう俺の理想どおりいかないかな!?
フラ「ところでロザリー、零璽は君のお気に入りのようだな?」
ロザリー「あ、まぁ・・・・そのぉ・・・・ゴニョゴニョ///」
フラ「悪いが私も零璽を気にいたんでな、私が貰うぞ?」
ロザリー・零璽「「は?」」
直後俺は抵抗も許されないまま首をがっちり掴まれて―――――
フラ「今日から私の男だ!んむ」
零璽「んぐ!?」
キスされました
最初のコメントを投稿しよう!