第1話

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ゆうりside 朝七時。アラームの音で目覚める僕。 ああ、今日もつまらない一日が始まるのか。 だいがいない、つまらない一日が。 僕はベッドから降りて、リビングへと向かった。 「だい…おはよう…」 写真立てに入れられた、大好きな恋人の写真にそっと触れた。 「会いたいよ…だい…」 僕の言葉と同時に、チャイムが鳴り響いた。時計を見れば7時15分。相変わらず、あの二人は時間通りにくる。
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