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あの日、バイト終わりのだいを、いつものように公園まで迎えに行った。
「ごめん、寒かったでしょ」
って、僕より寒がりなくせに、だいはいつも自分のマフラーを僕の首に巻いてくれた。
「帰ろっ!だい」
「おう!」
手を伸ばすと、冷たい手が僕の手を包み込んだ。
「ゆう、今日の晩飯何にしよっか!」
「えっとねー、ハンバーグ!」
「ははっ、ゆうは子供だな~!」
「うるさいっ!ふふっ」
そんな何気ない話を、していたんだ。
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