第1話

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これから、 本格的に寒くなろうとしている1月にあなたは、唐突に別れを切り出した。 いや、本当は、あなたのだしてるサインに気がついていた。だけど、それを認めたくなくてただいつも通りを演じてた。 素っ気ない態度 、 メールも 電話も少なくなっていって、 会って温もりを確かめても独りよがりな求めあいばかり...。それでも、まだ大丈夫って言い聞かせていた。あなたは、簡単に離さないだろうと思ってた。 不安は、たくさんあった。どうしてだろうと怖いことばかりだった。でも、好きだから頑張りたかった。
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