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ティファは顔を真っ赤にし、戸惑っている。
落ち着きを取り戻したティファが白斗に言う。
「あの歌はね、小さい頃、お父さんとお母さんが亡くなった後に私が作った歌なの。エルフとして生きて行く上では、掟が私達を縛っているのよ。前にも言ったけど、この世界には、神様がいるの。その神様達が色んな場所に掟やルールを作ったのよ。種族の違う者達が争いをするのを止めさせるために」
「ティファ、オレには掟やルールとか良くわからないけど、何か起きた時にその掟やルールを破るのは悪いことじゃないと思うんだ。だってそうだろ、だから何者か分からないオレやウィズをあの村に入れてくれたんだろ」
白斗はティファの肩を握った。
「それでも白斗、掟は掟。神様が決めたことは絶対に守らなければいけないのよ」
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