掟(おきて)

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いつの間にか辺りは夕暮れ時になっていた。 白斗と別れたウィズはエルフ達に手足を紐で結ばれ捕まっていた。 本来なら、ウィズの力で紐を切る事は簡単だが、白斗に言われたので手を剣にするのをやめているのである。 あの人のことだから……何も考え無しに飛び出したのだう…… ウィズはセイラムの町の真ん中でエルフ達に囲まれている。 エルフ達の様子からして、まだ白斗は捕まっていないことが見て分かた。 『まだ、見つからないのか!』
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