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『分からないが、このままだと、セイラムごと呑み込まれるぞ!』
クラストとタジェが騒動を察し、現れた。
「皆さん、落ち着いて下さい。このままではセイラムが崩壊します。そうしない為にも、今こそ、我らが一団となってセイラムをスライムから守りましょう」
「わしらなら出来る。魔法が使えるエルフは、皆集まってくれ」
タジェは魔法が使えるエルフを集めて会議を始めた。
セイラムの方からスライムを遠ざけるために。
「ママ……怖いよ……」
「チナ、大丈夫よ」
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