巨大化したスライム

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「ウィズちゃんは私達を守るために、一人でスライムをセイラムの方から遠ざけようとして、森の中に……」 エルミナが白斗に言った。 「ウィズが一人で、あいつ無茶なことをして」 「わしらは、その少女に助けられたのじゃ」 「ですが、一人であのスライムを倒すのは無理です」 クラストが口を開いた。 「それで、今、あいつは何処に」 「南の森の方に巨大なスライムと共に消えていきました。私達は何も出来ず、ただ見ているだけしか…………」
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