第二章 【エルフの森】

洞窟温泉

外は雨が上がり、夕暮れになっていた。

白斗はティファとウィズの所に戻り、現状を言う。

「雨は上がったみたいだな。でも、もう夕暮れだ」

「そうですか、今日はここで野宿をした方がいいですね。また前みたく、魔物が出てきたら大変です」

「そうね、ウィズ。そうしましょう。食料はさっき倒したコモウリがあるから大丈夫ね」

「火が必要だろ、薪を取りに行ってくるよ」