エルフの村 セイラム

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「ティファ、チナは無事だったようじゃの」 ゆっくりとした声で老人は言った。 「はい、長老様。ほら、チナ」 ティファは自分の後ろに隠れていたチナを老人の前へと出した。 長老と呼ばれる老人を見たチナは、顔を少し赤くし、ティファに抱き着いた。 「もう、チナったら」 チナはティファの体に顔をつけ、老人の方を向うとしない。
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