エルフの村 セイラム

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シュン 何か鋭いものが白斗の顔の前を通った。 「んっ?」 太い木から変な音が聞こえてくる。 普通は聞こえてこなさそうな、みしみしと言う音が…… 「え………」 振り返ると、少しずつ白斗の方へ太い木が傾いてきている。 木の根元には刃物で切られた傷。 「やばっ」 白斗は身の危険を察し、前に飛び込んだ。
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