エルフの村 セイラム

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ドンっと、木が横に倒れた。 地面に振動が伝わり、近くの生き物たちが慌ててその場から逃げて行く。 「ふー……何とか潰されづにすんだ……」 これをやったのは…恐らく、いや、絶対にあいつだ! 白斗は頭を下向きにして、ゆったりと立ち上がった。 そして、木を斬り倒し、白斗を木の下敷きにしようとした犯人であるウィズを睨んだ。 「さっきと言い、これと言い……一体何なんだ!」 白斗はもう我慢の限界だった。
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