35人が本棚に入れています
本棚に追加
ドンっと、木が横に倒れた。
地面に振動が伝わり、近くの生き物たちが慌ててその場から逃げて行く。
「ふー……何とか潰されづにすんだ……」
これをやったのは…恐らく、いや、絶対にあいつだ!
白斗は頭を下向きにして、ゆったりと立ち上がった。
そして、木を斬り倒し、白斗を木の下敷きにしようとした犯人であるウィズを睨んだ。
「さっきと言い、これと言い……一体何なんだ!」
白斗はもう我慢の限界だった。
最初のコメントを投稿しよう!