15ノ話 定番の後編

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「さぁな?自分で考えろ…こっちだな」 俺は群青に、そう言い歩み出す 素直に降りれたって事は、群青を拒んではいないって事だ 何処までも続く純白の床に空と景色、その先に眠る様に漂う1人の少女 「勝手な真似をして、ごめんな?でもお前だって群青と話しておきたいだろ?」 この空間の絶対の主、トウカへ俺は話し掛ける 「………うん、ありがとう。知らない男の子。お兄ちゃん、久しぶり♪」 初めて初見で男って言われたwww嬉しいwww 「トウカ…」 片手を上げ、にこりと微笑むトウカに、群青は驚いたようだった 「僕が、わかるのか…?」
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