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何だってこんな事になってるんだろうなぁ? 気が付いたら、天井や地面の区別の無さそうな、真っ白い空間の只中にいるのだから... 「携帯小説でよくある転生物の出だしと変らないだろうが!」 と、突っ込んだところで変ったことが起きる訳でもないしなぁ... 意識してみても身体があるようには感じられない。 簡単にいえば魂だけになっている感じがしないでもない。 ・・・これは、俺が既に死亡していると考えて間違い無いだろう。 とすると、なんらかのアプローチがここで待っていればあると思って良いのだろう。 問題はいつ始まるか?だが、アプローチしてくるまで待つしかこちらには無い。 幸い、時間間隔が曖昧なのでどの位待つ事になったとしても、さして不都合はないだろう。 気長に待つとしよう
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