第10章

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──はいっ、三階のトイレに着きました! ここに来るまでに見回りもしてたけど、やっぱり人があんまりいない 寮の談話室で勉強した方が話していても咎められることがないから、皆寮に帰るんだよな 静かに勉強したいってやつは自室でやればいいし ……って、こんな話はどうでもいいか じゃ、早速、水道の修理に入ります!(`・ω・´)ゞ ────よし、あとはシールテープを巻いてはめ込めば終わりだ 「……おとなしくしろよっ」 「そうそう、どうせテスト期間中にこんなところにくるやつなんていないんだから」 「抵抗しない方が、こっちも酷くしなくてすむんだけど」 ……強姦か? 水道を直しに来て、本当に良かった 最悪のことになる前に助けることが出来そう 「君たち、なにやってるの?」 俺の一言で、そこにいたやつらは焦りはじめた ロープで縛られ、ガムテープて口を塞がれている男子生徒1名と、 それをやったと思われる男子生徒3名がいた まずは3人を近くにあったロープで縛り、逃げられないようにしてから、ロープで縛られてた子の方に向かう とりあえず、口を塞いでるガムテープを剥がして、ロープを解く ……ちなみに、ガムテープはなぜか手元にあったオリーブオイルを使いながら、ゆっくり剥がした 気を付けないと唇の皮が剥けて血が大変なことになるからなぁ… そして、4人を生徒指導室に連れていき、生徒指導の先生に渡した ───ん?なんで風紀委員に渡さなかったのかって? だって、風紀委員も学生だし、テスト期間中は勉強に集中出来るように、風紀の仕事は免除されるんだよ だからテスト期間中に何か問題があったら、風紀じゃなくて生徒指導室に連れていくことになってるんだ 一応、他にも起きてないか見回りをしつつ親衛隊室に戻った ……途中、強姦とかはなかったけど、 空いている教室でイチャイチャしてる、おかん系ヤンキー×天然系平凡が見られて満足だった! やっぱり、愛がなきゃね! あっ、でも、片一方の愛だけじゃ駄目だよ!最後、虚しくなるだけだし! そんな感じで、精神を回復させながら親衛隊室に向かった
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