迷い込む

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スタスタと歩く沙織の後ろを着いて歩く。 扉の向こう側のコチラは、広い空間になっていた。 天井も高く、広さはサッカースタジアムが すっぽりと納まる程だろうか。 そんな広い空間に小さな家の様な物が多数ある。 人が出入りしている事から、家の様な物ではなく、家なのだろう。 【トンッ】 キョロキョロしていたので、立ち止まっていた沙織の背中にぶつかってしまった。 「あっ、ごめっ…すいません。」 ゴメンと言い掛けて、止めた。 日本刀が怖い。
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