勇者風味
2/2
読書設定
目次
前へ
/
4ページ
次へ
冷たさを感じて 薄い感覚だけを頼りに ゆっくりと掴んで 弱々しく強く握る 触覚に揺られて 口元が緩んだ 口角をあげるつもりは ないのに 奥の奥からじわじわと 失っていないものに 温度が付いてくる 鉄パイプを繋げたお城へと 焔を背負った軍勢が 久しぶりの顔をして来るなんて 卑怯な気がした
/
4ページ
最初のコメントを投稿しよう!
7人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
4(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!