唇の距離 #2
21/30
読書設定
目次
前へ
/
30ページ
次へ
間近で視線が絡み合う。 抱き締められて密着する体も、 彼の腕が支える背中も、 痺れるように熱を持った。 触れてほしい。 …もう一度、唇で。 そう思った。 空き缶が私の手から滑り落ちて、 足元のどこかで音を立てた。 もっと彼に触れたくて、 彼の肩のシャツをキュッと握ると、 腰に回されていた戸川君の右手が そっと私の頬に触れた。
/
30ページ
最初のコメントを投稿しよう!
5561人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
6,919(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!