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そして、すぐに明日になった。
「うおーっ!」
教室中にケンタの叫び声が響いた。
目の前には、佐々木佳奈が赤いチャイナドレスを着けて立っている。
めっちゃ似合ってる。
「うっさいわよケンタ」佐々木が言った。
「いや…おまえチャイナ服すげえ似合うな!」ケンタが鼻血を出しながら言う。
テンション上がりすぎだ。
「あんま見んなよ俺の彼女なんだし」親父がケンタの目を両手で塞いだ。「いーじゃん、減るもんじゃねーし」
「減るもんじゃなくてもダメだ!!」
「ぐ…」
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