117人が本棚に入れています
本棚に追加
/74ページ
すねてやるし・・・
教室の隅っこでキノコを栽培してると
教室の扉の前に人影が見えた。
恋「あーもー、悪かったって」
先生は苦笑しながら、俺の肩をたたいた。
悠「先生は謝ったから許す!
しおんもあやまって!!」
キッとしおんを見ると、しおんはハアーとため息を吐いて
し「・・・・・ドウモスミマセンデシタ」
悠「全然心がこもってないよ!?」
し「なんだよ・・・謝ったのに」
そんな、いやそうな顔をされても・・・
悠「謝ればいいというわけじゃないよ!?」
し「チッ」
舌打ちしたいのは、こっちだよ・・・
悠「先生・・・人待ってるんじゃないの?」
多分さっきの人影は、転校生だろう
恋「あ・・・!!ゴホン・・・
転校生の黒澤星夜だ。はいれー」
ガラッ
その子は茶髪で少し先をはねさせていた。目は、黒に近い青色だった。
星「黒澤星夜です。よろしく」
自己紹介した後、先生のほうに振り返り
星「先生、忘れてたでしょ!?ひどい!!」
若干涙目になりながら、抗議する。
そんなに、忘れられたのが嫌だったのか・・・
恋「お、おぉ、わりい・・・」
最初のコメントを投稿しよう!