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佳苗はその話を頭の中で整理して繰り返す。 「つまり、貴方は貴方の奥さんである阿戸恵美(アト エミ)さんを殺して欲しい。理由は最近何かしら貴方に隠し事をしているみたいだから。それで構わないんですね?」 「はい」 海は頷いた。 「そうですか…」 佳苗は一度目を閉じて、再び開けた。 「分かりました。請けましょう」
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