第2話

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気絶するゴロツキ達の山積みから降りる空は、近くの倉庫の扉を開けて中の物品を拝見する。 「…ワォ、こりゃ凄いな」 「何かあったのか?」 木箱の蓋をバールでこじ開ける空は、中に入っている銃を由に見せた。 「銃じゃねぇかよ!まさか、この他の箱も…」 「多分な。しかも、コレは軍で正規に使用される予定の代物だ。もしかすると、コッチがシスターを殺した理由なのかもな」 「フザケやがって…アイツ等!」 拳を握り締めて怒りを露わにする由に、空は炎のロゴマークが印された木箱を見付けた。 「由ちゃんや。花火は好き?」 「え?」 .
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