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気絶するゴロツキ達の山積みから降りる空は、近くの倉庫の扉を開けて中の物品を拝見する。
「…ワォ、こりゃ凄いな」
「何かあったのか?」
木箱の蓋をバールでこじ開ける空は、中に入っている銃を由に見せた。
「銃じゃねぇかよ!まさか、この他の箱も…」
「多分な。しかも、コレは軍で正規に使用される予定の代物だ。もしかすると、コッチがシスターを殺した理由なのかもな」
「フザケやがって…アイツ等!」
拳を握り締めて怒りを露わにする由に、空は炎のロゴマークが印された木箱を見付けた。
「由ちゃんや。花火は好き?」
「え?」
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