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空はおもむろに懐から導火線を取り出すと、先端を木箱に入れ、末端を持って由と一緒に倉庫を出た。
「ムフフフ…さぁ、派手なパーティーにしましょうか?」
「オ、オイ空…まさか…?」
ライターに火を着けて導火線に引火させた直後、異変に気付いたマフィアの集団が車に乗って押し寄せる。
「テメェ等!此処で一体何をしてやがる!?」
「え?何ってオタク…」
導火線が火薬が詰まった木箱に向かってるのを教える空は、素早く由を肩に担ぎ上げた。
「火が出るぞ?」
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