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スラリとした刀剣を構え、素早い動きでマフィア達の銃撃を掻い潜る。
「葬兵術、刀技…」
一瞬でマフィア達の集団とすれ違った瞬間で斬り飛ばした。
「…神貫閃」
バタバタと倒れるマフィア達に、隠れて見ていた由は、空の凄さにただただ驚いた。
「ス、スゲェ…」
「安心しな。手加減しといたから」
刀身に電流でも通っているらしく、パリパリとショート音が出ていた。
「フゥ…さて、お目当てのブツは何処かね?」
キョロキョロと他の倉庫を見て何かを探す空だったが、そんな彼に「動くな!!」と男の声がする。
「…ドジPART2か?」
「離せチクショウ!!」
「よくも俺の大事な商品を爆破しやがったな!?」
手首を後ろから押さえ付けられた状態の由のこめかみに銃を押し付けるマフィアのボスらしき男は、怒り心頭で空を睨む。
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