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ー*ー
賞金稼ぎ達は空の宿泊する部屋に到着すると、部屋のインターフォンを鳴らす。
しかし、応答は無い。
「まさか奴等…」
ドアを開けると、部屋の窓が開いており、非常階段を降りる空達と、空に担がれた怪人黒マントを見付けた。
「居たぞ!ブッ殺せ!!」
窓から何人もの賞金稼ぎが銃を発砲しつつも、空達は階段を急いで駆け下りた。
「クッソ!あぶねーだろが!!」
「空兄様、ここは私が!」
武神の棺を呼び出すレンは、棺の中からバズーカ砲を取り出して、それを肩に担いだ。
「3…2…1…ファイアー!!」
「ば、バズーカだ!逃げろ!!」
バズーカ弾を発射して賞金稼ぎ達を追い払ったレンに、空は「今のうちに逃げるぞ!」と言ってインカムを右耳に着けた。
「タナカさんタナカさん!ホテルの非常階段真下に大至急来てくれ!」
『了解しました!』
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