第3話

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敵が撃ったライフル銃の弾丸は、由に命中する前に、彼女の髪の毛が盾となって弾き返した。 「なっ…!?(ウチの髪の毛が勝手に…!?)」 「各員気を付けろ!あのガキ、マシンセルを身体に埋め込んでるぞ!」 「アイツ…(マシンセルが自己防衛機能を作動させたのか?)」 爪牙子の攻撃を避けつつ、自分のマシンセル能力の発現を感じて戸惑う由を見る空。 「何か、スゲェぞ空!」 「…………ッ!!」 突然標的を由に変えた爪牙子に、ハッとして「あのバカ…!」と言って彼女を追い掛ける。 「待てコラ!相手は俺だろ!?」 「ウルサイ!!」 .
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