第3話

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襲い掛かって来る爪牙子に、由の髪の毛は勝手に背丈よりも長くなって剣の様な形になる。 「ッ!?(今度は長くなった!)」 「マシンセルを身体に注入しているのね?アナタ」 爪牙子の背中の刺青から、白色のカラス1羽が発現すると、口からレーザー光線を発射し、それに合わせて彼女も剣で攻撃するが、由の髪の毛はレーザー光線を弾き返し、更には爪牙子の剣をも受け止めた。 「グッ…!!」 「フーン…アナタ、もしかして素人ちゃん?」 スルッと爪牙子の剣先がヘビに変わると、それが由の髪の毛に噛み付いた直後、電流を流した。 「アアアアアッ!!」 「あのバカ、やり過ぎだ!」 .
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