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優「…んぅ…?」
寝ぼけているのか目を擦りながらゆっくりと体を起こす彼。
…可愛いな…
ってそうじゃなくて…
光「なんで…いる?」
優「…るいちゃ…?…ん、ぎゅ…スゥ…」
…るいちゃん?今俺を抱きしめているのはそいつと間違えているからか…?
また寝てしまった彼をもう一度起こそうとするが彼があまりにも幸せそうな顔をして寝ているものだから起こすのがなんだかかわいそうになり俺はそのまま彼を寝かしておくことにした
何故ここにいるのかは起きてからでも聞けるしな
彼と一緒に寝転がり俺も目を閉じ眠ることにした。
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一時間ほどたち目を覚ませば彼も起きたのか起き上がり出て行こうとするが俺は彼の腕を引き抱きしめた
誰だと聞かれ名前を教え…俺が聞くつもりだったのだがなぜここにいるかを聞かれたため理由を教え…
理由を教えれば驚いたのか目を見開く。そしてすぐに慌てたような表情に変わったかとおもえば教室に戻ると言い出した
俺はもう少し彼と一緒にいたかったためだめ!と言い自分の膝の上に座らせ後ろから抱きしめた。
抱きしめて分かったが思い切り力を入れれば折れてしまいそうなほど骨が細く体にあまり肉がついていなかった。心配になった俺は彼の口元にアメを持って行き食べてくれるのを待った。
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