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男が”お仕置き”を強調するように述べれば少年は『や、だ…やだ、やだっ!!…ごめッごめんなさッ!!』と必死に謝り始める。
だが男は少年の声を無視しベッドの隣にある棚をあさりはじめる。
そして黒いハチマキのような布を出し、その布で少年に目隠しをする。
目隠しをし終われば男はゆっくりと少年のいるベッドから離れる。
………そう…これがこの男が少年にやる1番の”お仕置き”なのだ…。
ジャラジャラと少しでも動く度に音がする鎖が自分の手足を拘束していて、さらに今は目隠しをされ視覚まで失われているため怖くなるほどの”孤独心”が少年を襲う。
『やだ…1人に、しないでッ…いや、いやッ!!』
少年は”1人はいや…いやだ”と呪文のように繰り返し叫び続ける。
男はそんな少年の姿に満足したのか少年を抱きしめ『大丈夫。ここにいるよ』と優しい声で言う。
少年は安心したのか泣きつかれたのか眠くなりウトウトし始める
…………これから何が起こるか分かっていない少年はゆっくりと眠りに落ちていく…。
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