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~城・書斎~
カイト「失礼します。」
鷹「ああ…すまないなせっかくの休暇を…」
カイト「いえいえ♪お義父さんのお願いとあらば♪」
鷹「嬉しいことを言ってくれる…実はな、この国の近くに森があるのだが、カイト君がエレナを助けてくれたあの森だ。」
ああ…確かドラゴンを倒した森でしたっけ…
鷹「そこで何かが泣くような声が聞こえると近くを通った民が言うのだ。そこで昨日、兵に調査に行かせたのだが重傷を負って帰って来た。幸い、命に別状はなかったが森であった記憶が抜けているらしいのだ。」
カイト「そこで私の出番と?」
鷹「こういうことは国で処理しなければならないのは承知の上だ。しかし、兵の中で優秀な奴でもあの現状…カイト君に頼むしかないと思ったのだ。」
カイト「…解りました。確かにこれから犠牲者が出るのは無視出来ることではありませんし…泣き声というのも少し気になりますしね。」
鷹「よろしく頼んだ。その後の見返りは出来る限り応えよう。」
カイト「yes,my lord.」
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