~短編集~ #2

2/35
前へ
/35ページ
次へ
エレナ「えっ!?これが普通ではないんですか!?」 カイト「どこでそのような普通を習ったのですか!?」 エレナ「いえ…誰かに教わった訳では無く…お城の冷蔵庫を見てそうだと…」 カイト「………はぁ…」 エレナ「な、何故溜め息なんですか!?」 カイト「エレナ…城と言うと何人いますか?」 エレナ「えっと…私の家族が四人と…使用人が…あ…」 カイト「今、この家にいるのは?」 エレナ「………二人です…」 カイト「解りましたか?城には沢山の人がいるんですからそのくらいの量は必要です…しかし、二人だけならこんなには要らないでしょう?」 エレナ「う…はい…」 カイト「生活をするために勉強しようという努力は認めます…しかし、間違った事を勉強しては意味がありませんよ?」 エレナ「……はい…」(涙目)シュン 可愛い…ゾクッ…おっといけないいけない…
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加