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ボクらは沈泥に着いた。時間はもう夕方の終わりごろだったので今日は泥使鳥を倒すのをやめてとりあえず泊まるところを探した。烏に支配されている国でも宿舎はちゃんとある。国に一軒だけで1人一泊2日だけだけど
ソナ「本当にどこ歩いても地面がぬかるんでるわねぇ
なんか歩いてると靴が汚れるからはやいとこ宿舎をさがしましょ」
ゾナクス「そうだな、まぁすぐに見つかるだろ」
そう言って宿舎に着いたのは一時間半後だった
ソナ「やっと着いたわ。全くもう靴がおもっきり汚れたじゃない」
ゾナクス「まぁまぁ、いつかは汚れるものなんだからいいじゃないか別に」
ソナ「よくない!とにかく疲れたから部屋に行って寝るわ」
ゾナクス「わかった。じゃ、おやすみ」
ソナ「おやすみ」
そう言ってソナは部屋に行った
ボクは回りを見わたしたが宿舎の者以外誰もいなかった。そして部屋に向かった。船に乗っていたそば好きではない人を部屋に行く途中見かけた。そば好きの人はもう部屋に入っているのだろうか。そんなことを考えながら部屋に入り寝た。
次の日
朝食を食べたボクらは泥使鳥のいるところを宿舎の者にきいてそこに向かった。そこに行く途中いくつかの底無し沼が存在するらしいがその沼を通らずに行く道も教えてもらった。
宿舎の者に聞いた道を使ったから結構楽に泥使鳥のいる建物に着いた。
建物に入るとそこには烏のしたっぱが全員殺されていた
一階、二階、三階、四階すべての階の烏のしたっぱが殺されていた。殺され方は心臓に何かでひと突き
中には手足がちぎれている者もいた。
ゾナクス「どういう事だしたっぱが全員殺られているなんて」
ソナ「血の乾き具合からして殺されたのは昨日の夜ね」
ゾナクス「へぇ~そんなこと分かるんだ」
ソナ「一応私は殺し屋なんだからそういうのは私の得意分野なの
それにしても妙ねこの建物」
ゾナクス「妙?」
ソナ「この建物廊下や壁がびしょびしょに濡れている。多分何らかの能力をもった使鳥がやったんだと思う」
ゾナクス「ボク以外の使鳥が烏を倒しているってこと?」
ソナ「たぶん」
ゾナクス「そういえば泥使鳥は!
泥使鳥はどこにいるんだ!」
そして泥使鳥のいる部屋に入った
そこには泥使鳥の姿はなく濡れた灰があった。
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